【コラム】トランプ時代、韓国経済に迫る3つの不安(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.24 10:52
まさかと思うことがまた起きた。8人のノーベル賞受賞者をはじめとする370人の経済学者が公開書簡を通じてトランプ氏の公約の虚構性を指摘したが、トランプ氏は大統領に当選した。トランプ氏はどのようにして当選したのだろうか。矛盾だらけの経済公約にもかかわらず彼が大統領の地位をつかんだ理由には3つ挙げられる。
一つ目、グローバル金融危機後、米国の低成長が有権者を動揺させた。グローバル金融危機の発生から10年近く経過したが、米国の景気回復は遅い方だ。一般人には現政策当局者がまだ経済不況を解決できない無能力者として映っている。このような局面で4%の高成長で米国経済を再建するというトランプ氏のスローガンには耳が傾くしかない。さらにトランプ氏は実物経済で大きな成功を収めた事業家だ。