水月観音図を日本から取り戻し韓国史必須化を先導した企業家
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.24 09:05
「今回持って来られなければ再び韓国の地を踏めなさそうでした」。
10月に日本で高麗仏画「水月観音図」を25億ウォン(約2億3548万円)で購入し国立中央博物館に寄贈した韓国コルマーの尹東漢(ユン・ドンハン)会長の話だ。2009年にパリのギメ美術館で水月観音図を初めて見た彼は、必ず韓国に持って来なければならないと考えた。当時キュレーターは「仏教芸術の傑作だが韓国の国立博物館にはない」と紹介した。それから7年間、尹会長は世界中を訪れ水月観音図を探した。今年初めに日本の個人が所蔵しているという情報を聞いて何回もの説得の末に買い取りに成功した。