【コラム】ろうそくを持った学生のチョン・ユラに向かった怒り
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.14 16:47
12日の光化門(クァンファムン)集会は2016年秋の国乱の決定版だった。私は100万人の市民ととともに「朴槿恵(パク・クネ)退陣」を叫んだ中高生の心に注目した。鉛筆の代わりにろうそくを持って「これが国か」と泣き叫ぶ学生たちに恥ずかしかった。学生たちの傷は非常に深かった。特に崔順実(チェ・スンシル)容疑者の娘チョン・ユラの「特恵人生」に向かった怒りは朴大統領に対するもの以上だった。
学生たちは決然としていた。「能力がなければ親を恨むべき。お金も実力だ」とコメントしたチョン・ユラをめぐるあらゆる疑惑を明らかにしなければ社会と教育の正義は死んだと語った。ところが崔順実が検察に出頭した日(10月31日)、チョン・ユラは梨花女子大に効力もないオンライン自主退学届を出すという手段を使った。自主退学は再入学の可能性が開かれていて入学取り消しや除籍より有利だ。不正入学や特恵が事実と判明すれば退学になるため保険として急いで提出したのが明らかだ。世の中を甘く見る特恵人生の傲慢だ。