【取材日記】開通から101日間で13回止まった仁川地下鉄2号線
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.08 13:52
3日午前、仁川(インチョン)市庁ブリーフィングルーム。イ・ジュンホ仁川交通公社社長が深く頭を下げた。前日、仁川地下鉄2号線西部女性会館駅付近の線路分岐器が故障し、午後2時23分から20分間すべての列車の運行が停止したことに対する謝罪だった。当時、イ社長は「再発防止のための後続措置を用意する。安全な地下鉄をつくる」と述べた。
しかしこの事故の4日後の7日、2号線がまた止まった。この日午前3時50分ごろ、線路高圧線保護カバーの作業を終えて移動していたウニモグ(Unimog)という特殊車両の後輪が黔丹(コムダン)サゴリ駅の線路近くでパンクしたのだ。今回の事故は電車の故障など2号線内部の問題ではない。しかしウニモグ車両を線路から移す作業に時間がかかり、上り線の西区庁-黔丹梧柳駅の10区間の運行が午前5時30分から2時間ほど中断した。ソーシャルネットワークサービス(SNS)には「地下鉄のためにまた遅刻」「事故鉄」など市民の抗議文が続いた。