崔順実、米大統領選、北の挑発…韓米関係に訪れた3つの災い(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.31 10:24
韓米関係に空前絶後の3つの災いが重なった。米国は来月8日の大統領選挙を基点に新政権が発足する権力交代期に進入しており、韓国は崔順実(チェ・スンシル)国政壟断問題で権力崩壊の危機にある。北朝鮮は追加の核実験と長距離ロケット発射を断言し北朝鮮の核は解決のタイミングを逃す臨界点を迎えている。
両国関係に権力交替と権力空白、北朝鮮の挑発が一度に迫ってきたのは初めての事態だ。ジョージ・W・ブッシュ大統領が再選した2004年11月の米大統領選挙に先立ち盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が弾劾されたが、弾劾が棄却され韓国の国政崩壊事態は早期に解決された。米大統領選挙が行われた2008年に李明博(イ・ミョンバク)政権は牛肉問題で執権危機を迎えたが支持率が10%台に崩れることはなかった。