<朴大統領秘線>中国特使名簿など各種人事に介入か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.26 15:33
朴槿恵(パク・クネ)大統領は25日、国民向けの謝罪で、崔順実(チェ・スンシル)氏が「一部の演説文や広報物の表現を助けた」と明らかにした。しかし崔氏のパソコンからは「中国特使団推薦議員」「ダボス会議特使推薦」など朴大統領の次期大統領だった頃の人事資料が多数発見された。崔氏が人事に介入したという疑惑が提起される部分だ。
テレビ局JTBCが入手した崔氏のパソコンのファイルのうち「中国特使団推薦議員」(2013年1月15日作成)文書では、同月22日に次期大統領の特使として中国に派遣する推薦議員が書かれていた。セヌリ党の趙源震(チョ・ウォンジン)議員、鄭文憲(チョン・ムンホン)議員だった。「中国をよく知っている、外交政策に明るい」という選定基準とともに、2人の議員に対する評価があった。趙議員を「在中韓人会の元会長」、鄭議員を「国際政治専攻者」とし、「大統領選挙時の寄与度」項目では趙議員を「熱心にした」と、鄭議員を「北方限界線(NLL)イシュー提起など大統領選挙時に寄与した」と評価した。最終的に2人のうち趙議員は金武星(キム・ムソン)団長(元セヌリ党代表)が率いる中国特使団に含まれた。4月の総選挙で大邱(テグ)達西乙で出馬した趙議員は「真朴(本当の朴槿恵派)鑑別師」を前面に出して活躍した。