<大統領側近不正疑惑>朴大統領が関心を見せた「エコール・フェランディ」最終決定権者は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.21 13:25
ミル財団がフランス有名料理学校「エコール・フェランディ」と推進した韓国料理グローバル化事業にチェ・スンシル氏(60)とチャ・ウンテクCF監督(47)が主導的に介入したという関係者の陳述が出てきた。チェ氏とチャ監督はともに公式に財団とはいかなる関係もない外部の人物だ。特に「秘線」「文化界皇太子」とそれぞれ呼ばれるチェ氏とチャ監督は大統領の最側近に分類される。
昨年11月から約7カ月間、ミル財団事務総長を務めたイ・ソンハン氏は最近、中央日報の記者に対し、「エコール・フェランディ事業の最終決定権者はチェ・スンシル氏とチャ監督だった。事業推進の過程でチャ監督は私を呼び出して会議を進め、予算の使用と事業方向に関する主な意思決定をした」と話した。イ前事務総長は「チャ監督に呼ばれて会議室に行ってみると、その場には常にチェ氏がいた」と主張した。続いて「事業の初期にある女性が現れ、すべての事案を決めるので、その正体が気になったが、後にその人がチェ氏であることを知った」と語った。