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【コラム】毎年繰り返される済州の台風被害、治水対策を見直せ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.18 08:46
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韓国国民安全処は17日、台風18号「チャバ」で大きな被害を受けた済州道(チェジュド)を特別災難地域に指定した。今月5日、台風18号が済州を襲ってから12日ぶりのことだ。台風18号が強打した済州道には2300トンのゴミが海の上に漂流し、集中豪雨によって流された生活ゴミや木くずなどが海岸を取り囲んだ。

済州道民2万人余りは浜辺に押し寄せたゴミの回収に乗り出した。10~15日の6日間で1850トンのゴミを回収した。台風18号によるゴミ発生量の80%程度を回収し、22日になれば以前の海岸の姿を取り戻すだろうとみられている。

 
最近、道民たちが余儀なくされた苦労は今回の台風被害が治水対策の失敗による人災だったことをはっきりと示している。2007年の台風11号「ナーリー」以降、済州全域の貯水池施設を大々的に拡充したものの今回も被害を減らすことができなかったからだ。当時、済州では13人が命を落とし1000億ウォン(約91億円)を超える財産被害を受けた。これを受けて、済州道は950億ウォンを投じて漢川(ハンチョン)や屏門川(ピョンムンチョン)・山地川(サンチチョン)・トクサ川など済州の主要河川4カ所に計163万立方メートル規模の貯水池を12カ所作った。漢川には計89万9000立方メートルの容量を持つ貯水池2カ所を作ったが台風被害を防ぐことができなかった。

むしろ屏門川第3貯水池は今回の台風で石垣が崩れ落ちた。昨年7月の台風9号「チャンホン」の時も崩壊した場所だ。水が進む方向や位置など、基本設計から間違っていたのではないかとの疑惑が出ているのはこのためだ。

今回の台風による済州道の被害は13日現在で294億ウォンに達する。強風でミカンのハウスが吹き飛ばされ、停電で養殖場の魚が全滅するなど1次産業の被害が特に深刻だ。分野別では水産養殖施設57億5800万ウォン、農林施設51億9500万ウォン、畜産施設14億4600万ウォン、漁船4300万ウォンなどの被害を受けた。

これについて、元喜龍(ウォン・ヒリョン)済州知事は「道内河川の弱点に対する抜本的な対策が必要だ」と明らかにした。済州道民は台風被害を防ぐ根本的な対策を求めている。専門家は台風の進路にある済州の特性を勘案し、予報システムを強化して被害を防ぐマニュアルから策定するべきだと強調する。貯水池や河川に対する大々的な補強と併行して農業災害保険の加入を促す方法を探ることも急がれている。

チェ・チュンイル/ナショナル部記者

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