<Jグローバルフォーラム>「中国、北朝鮮との友情で行動することない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.11 15:25
北朝鮮の5回目の核実験以降、対北朝鮮精密打撃論まで出ている中、中国の代表的な国際政治学者が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権の崩壊および急変事態の可能性に言及した。賈慶国北京大国際関係学院長は10日、ソウルウェスティン朝鮮ホテルで開かれたJグローバル・チャタムハウス・与時斎フォーラムで「かつて中国は北朝鮮を特別な友好国と考えたが、もうイデオロギーや友情に基づいて行動することはないだろう」と述べた。また「北朝鮮の金正恩が権力を維持できるのか疑問に思う」とし「核兵器放棄と経済開発、核兵器固守と政権崩壊の2つの道のうち金正恩は後者を選ぶ確率が高く、この場合、韓半島(朝鮮半島)には急変事態が起きるだろう」と予測した。
「21世紀のユーラシア戦略とビジョン:アジア・欧州の協力強化」をテーマに開かれたこの日の公開フォーラムで、参加者は世界的な低成長と新孤立主義の解決法をユーラシア協力の観点で模索した。また、これを難しくする北朝鮮の核と米中葛藤などの問題を議論した。フォーラムは中央日報と英国王立国際問題研究所(RIIA・チャタムハウス)・与時斎・維民文化財団・JTBC・京畿研究院が主催した。