【時視各角】中国人観光客にかけるのはやめよう=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.06 10:44
「中国人観光客が帰ってきた」。この数日間、観光・流通業界の雰囲気は明るい。10月1日から1週間、中国は国慶節連休だ。さらに「コリアセールフェスタ」までが重なった。中国人が好む有名ブランドの売り上げは前年比で20-30%増えたという。良いニュースだが、何か引っかかる。いくつか理由があった。
その一つは情緒的なものだ。デパートに行くたびに「中国に来た感じ」がある。ハングルが一文字もない案内文があちこちに見られ、店員が中国語であいさつすることも多い。「韓国人には割引は適用されない」は常識だ。無礼な中国人観光客も多い。中国語で尋ねて伝わらなければ皮肉る。「中国語も分からないのか」。明洞(ミョンドン)の真ん中なのか北京市内なのか分からない。