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【コラム】2人の朴大統領の過大評価は遺憾

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.05 15:09
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出勤する時に毎日通過するところがある。JTBCの社屋があるソウル上岩洞(サンアムドン)の「朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領記念・図書館」だ。ちょうど来年が誕生100周年という話を聞いた。朴元大統領の執権18年間をどう評価しているのか気になった。少し時間をとって入ってみた。「京釜(キョンブ)高速道路建設、セマウル運動、輸出増大」などの治績が多かった。賛辞と業績が中心というのも残念だった。今でも論争も多い大統領であるからだ。

記念館だけではない。郵政事業本部は来年100周年切手を発行する。慶尚北道亀尾(クミ)の生家の近くには遺品を保存する歴史資料館も建設する。麦飯・ヒユナムルなどの「大統領テーマ食卓」まで商品化するという話も聞こえる。

 
大統領制の本場、米国はどうか。ロサンゼルス東南のヨーバリンダという街にはリチャード・ニクソン大統領(第37代)記念館がある。数年前に訪問した時、専用ヘリコプター「アーミーワン(陸軍1号機)」を展示している規模に驚き、父が植えたという100年の古木の保存も視線を引いた。

しかし最も印象深かったのは「ウォーターゲートギャラリー」だった。伏せておきたい「盗聴事件」の経過と断罪、ニクソン大統領の辞任などを詳しく記録していたからだ。もちろん最初からそうではなかったという。当初はニクソン大統領の肩を持つような内容だった。しかし歴史意識をめぐる論争の末、結局、国立公文書館が汚点の歴史を詳細に書き込んだ。

誰でも成功した大統領として残ることを望むはずだ。李明博(イ・ミョンバク)前大統領も退任の演説で「功」を主張するのに多くの時間を使った。しかし完ぺきな指導者はない。失敗を減らして「過」を最小化する近道は何か。やはり疎通にある。カリフォルニア州シミバレーのロナルド・レーガン大統領(第40代)博物館で見た「偉大な疎通者(The Great Communicator)」という言葉も同じだ。レーガン大統領も財政赤字やイラン武器密輸出などで批判を受けた。しかし国民との疎通に優れていたという評価のおかげで愛されている。ラシュモア山に胸像を彫ろうという声も出ている。

米国の話ばかりになったが、彼らもすべてが立派なわけではない。しかしニクソン大統領とレーガン大統領の事例は示唆する点が多い。李貞鉉(イ・ジョンヒョン)セヌリ党代表は最近、テレビ討論会で「朴槿恵(パク・クネ)大統領について過小評価された点が多く、きちんと国民に知らされていないことが多い」と述べた。政府は秋夕(チュソク、中秋)に列車に広報物をばらまき、「慰安婦合意、THAAD配備、労働改革推進」などを10大業績に含めた。まだ多くの葛藤・論争がある政策だ。なら、自らを「過大評価」しているのはでないのか。

忙しい大統領の足を引っ張るのはそれだけではない。結局、解散の運命を迎えたミル財団とKスポーツ財団の側近介入疑惑も依然として提起されている。経済再生のために何度も強調していた「ゴールデンタイム」は今どんな状況なのかも気になる。まだばん回する時間はある。すべての国民を「史官」と考えれば、功過の岐路で答えが見えるはずだ。

キム・ジュンスルJTBC社会2部探査プラスチーム長

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