【コラム】2人の朴大統領の過大評価は遺憾
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.05 15:09
出勤する時に毎日通過するところがある。JTBCの社屋があるソウル上岩洞(サンアムドン)の「朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領記念・図書館」だ。ちょうど来年が誕生100周年という話を聞いた。朴元大統領の執権18年間をどう評価しているのか気になった。少し時間をとって入ってみた。「京釜(キョンブ)高速道路建設、セマウル運動、輸出増大」などの治績が多かった。賛辞と業績が中心というのも残念だった。今でも論争も多い大統領であるからだ。
記念館だけではない。郵政事業本部は来年100周年切手を発行する。慶尚北道亀尾(クミ)の生家の近くには遺品を保存する歴史資料館も建設する。麦飯・ヒユナムルなどの「大統領テーマ食卓」まで商品化するという話も聞こえる。