【現場から】1日延期された対北朝鮮デモ…悪天候で飛ばなかったB-1B爆撃機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.13 09:06
12日午前、ソウル龍山(ヨンサン)国防部記者室で2度の混乱があった。韓米はこの日北朝鮮の5次核実験への対応次元で「死の白鳥」と呼ばれるB-1B超音速戦略爆撃機を韓半島(朝鮮半島)に急派することにした。有事の際2時間以内に北朝鮮を報復できる姿を見せるためだった。だが、この日午前8時20分ごろB-1B爆撃機の取材をするため京畿道烏山(キョンギド・オサン)の米空軍基地に向かった記者たちは引き返さなければならなかった。米軍側は「B-1Bが気象の問題でグアムから離陸できなかった」と伝えた。
この日午前10時30分。定例会見のためマイクの前に立った文尚均(ムン・サンギュン)国防部報道官の話は違っていた。彼は「(B-1Bが来ないのは)気象も影響があるだろうが、最も効率的な戦略資産の展開時点を考慮したと判断している」として「韓米連合軍司令部側で恐らくその見解を出すようだ」と話した。気象のためだけではないかもしれないという話だった。