サムスン「250万台のノート7を全量交換」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.03 10:44
サムスン電子がバッテリー爆発事故で問題になったスマートフォン「ギャラクシーノート7」の全量を新しい製品に交換(リコール)または払い戻しすることにした。これまで10カ国に出荷された約250万台が対象だ。金額にすると消費者価格(98万8900ウォン)基準に約2兆4700億ウォン(約2300億円)となる。サムスン電子が製品の欠陥でスマートフォンをリコールするのは初めて。ハードウェアの競争力を基礎に世界スマートフォン市場1位になったサムスン電子としては類例がない状況を迎えた。
高東真(コ・ドンジン)サムスン電子無線事業部長(社長)は2日、ソウル中区太平路(テピョンノ)社屋で記者会見を開き、「一部の製品でバッテリーセルの問題が確認されたため、ギャラクシーノート7の販売を中断し、購入時期に関係なく新製品に交換する」と発表した。