ペンタトニックス「アカペラでK-POPメドレー歌いたい」
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2016.09.02 11:22
米国テキサス出身の合唱団員がデビューしてからレコード業界最高権威のグラミー賞をさらうまで丁度4年かかった。2011年に米国オーディション番組『ザ・シング・オフ』シーズン3で優勝した5人組のアカペラ・グループ、ペンタトニックス(Pentatonix)の話だ。超低音で「洞窟の声」という別名を持つアヴィ・カプラン(27、ベース)、女性より高い声を出すミッチ・グラッシ(24、テノール),紅一点のカースティン・マルドナード(24、ソプラノ)とスコット・ホーイング(25、バリトン),ケヴィン・オルソラ(28、ビートボックス)で構成される。
一部のメンバーの場合は親でさえこんなに歌がうまいことを知らなかったという程、ペンタトニックスのデビューと成功は突然だった。彼らは2015~2016年のグラミー賞を手にし世界のトップに立った。ペンタトニックスのハーモニーはクラシックからポップスを行き来する水準ではなくすべてのジャンルの音楽をアカペラで実現する。フランスの電子音楽デュオであるダフト・パンク(Daft Punk)の歌やPSY(サイ)の『江南(カンナム)スタイル』を声だけで再現して話題を集めたこともある。音楽評論家のソン・ムニョン氏は「ペンタトニックスのアカペラは若さを土台にした果敢な選曲と攻撃的編曲が最大の強み」とし、「人々にアカペラは古くさい過去のジャンルではないということを認識させた」と話した。