「米国が利上げに踏み切っても韓国債券には依然と機会」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.01 16:59
ことし金融投資業界における最大の話題の一つは「債券型ファンド」だ。上半期だけで3兆2492億ウォン(約3000億円)の資金が債券型ファンドに流入してきた。2015年全体の純流入額(8997億ウォン)の3倍以上になる。人気は下半期にも続いている。8月一月だけで約1兆4000億ウォンが新しく流入してきた。同じ期間、株式型ファンドからは約2兆2000億ウォンが流出した。
債券型ファンドの人気は低金利・高齢化時代を生きる半退世代(退職後も仕事を続けている世代)の「マネームーブ」とも重なる。債券型ファンドの純資産規模も5年前に比べ倍に膨らみ、約42兆ウォンに達している。このうち相当数は銀行預金金利で1~2%ポイント程度の追加収益を期待する半退世代の老後資金と推定される。