少女時代ティファニーの旭日旗問題は謝罪と降板で落ち着くだろうか。

ティファニーは１５日の光復節（解放記念日）を基点にデビュー以来最も大きな苦しみの中にいる。

これに先立ち、ティファニーは光復節前日の１４日、自身のＳＮＳに写真を掲載して日の丸の絵文字をコメントに使った。非難の書き込みが相次ぎ該当のコメントは削除したが、別のＳＮＳに戦犯旗を連想させる旭日旗モチーフの「ＴＯＫＹＯ　ＪＡＰＡＮ」のステッカー（飾り文字）を追加で使用して問題を大きくした。

とても敏感な問題だ。さらには時期が光復節だった。最高のガールズグループ少女時代のメンバーとして元気でかわいい少女キャラクターだったティファニーはこの一件で一気にイメージダウンの苦しみを味わうことになった。そのうえ現在出演中のＫＢＳ（韓国放送公社）第２テレビ芸能バラエティ番組『お姉さんのスラムダンク』のインターネット掲示板にはティファニーの降板を求めるネットユーザーの声が殺到した。

そのようなティファニーが選んだ方法は謝罪と番組からの降板。事件発生直後の１５日、自身のＳＮＳに「これからは自分の行動やコメント等が多くの方々の目に触れることを肝に銘じて、このようなことがないように常に慎重に考えて行動できるよう努力します。改めて自分の未熟さで深く失望させてしまい申し訳ありません」と謝罪した。しかし、謝罪だけではネットユーザーの怒りを鎮めるのは力不足だったようだ。結局、『お姉さんのスラムダンク』から降板することを決めた。同番組制作スタッフは、１８日「問題になった内容が国民感情に及ぼす影響に対して共感を表し、メンバーのティファニーの降板を最終決定した」と明らかにしたティファニーの所属事務所側も「多くの方々にご心配をおかけて心から申し訳なく思う」として降板を知らせた。ブームを起こすほどの人気を博していた番組からの降板ということで注目された。

それでもまだティファニーに対する一部ネットユーザーの非難は鎮まっていない。イメージ回復のためにはより長い時間、多くの努力が必要だということだ。

ティファニーができることはすべてした。今は静かに大衆の許しを願うだけだ。