주요 기사 바로가기

【コラム】青瓦台の風景(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.04 10:50
0
大統領の言葉は悲壮だった。「私も胸がしびれるほど痛く両親を失いました」――。朴槿恵(パク・クネ)大統領の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備関連発言だ。その言葉は2日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)での閣僚会議で出た。大統領は「私に残った唯一の天命は国と国民を脅威から安全に守ることです」とした。

朴大統領の家族史は悲哀を誘う。そこに天命意識を投射した。背水の陣を敷いたような言葉だ。以前ならばそれは独特の刺激だ。合わせて反応したい誘惑だろう。いまは変わった。その言葉はまったく国民に届かなかった。ばらばらになったまま伝えられた。

 
テレビ画面は集中度を落とした。カメラが禹柄宇(ウ・ビョンウ)民情首席秘書官に合わされた。彼は閣僚会議に同席した。その瞬間視聴者の視線は分散した。世論の感性は複雑になった。「禹柄宇疑惑」は国民的疲労感だ。その中には庶民的軽蔑がにじんでいる。禹首席秘書官はものともしないようだ。その場面は多くの国民を閉口させた。民心は無視された気分だ。大統領の言語の悲壮美はこんがらがる。

安保は国政の総合芸術だ。愛国心は朴大統領になじみの分野だ。大統領は言語で国民の結束を固めようとした。そうした舞台は精巧でなければならない。国民に同行意識が注入されなければならない。不快感誘発は禁物だ。だが禹首席秘書官の登場は混乱を引き起こした。彼は現れてはいけなかった。1人だけの不参加は憶測を生みかねない。それなら複数の首席秘書官が一緒に抜ければ良い。彼らの席は長官らの後方だ。どんなものでも「禹柄宇健在」を示威するような風景よりましだ。青瓦台参謀の考えは激しくなかった。結束の舞台はおろそかになった。

大統領の言葉は権力の資産だ。それは国政運営の核心手段だ。その機能はまともに発揮されなかった。その勝負師的言語は力を失った。青瓦台の政治資産は傷ついた。それは負担として作用するだろう。

朴大統領はTHAADの民心聴取に出る。大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクド)の世論沈静化だ。だが分裂は深まった。中国はその隙間に食い込む。中国のTHAAD反対は激しい。中国は外交的無礼を動員する。王毅外相の拒絶は決定版だ。7月末のラオスでの王外相と尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官の会談で明確になった。

そのスタイルは韓国国民の反発と怒りを買った。その次に政党が出る番だ。与党が中国外交の傲慢さを叱責しなければならなかった。その問題は微妙だ。政府は出にくい。セヌリ党が代行しなければならない。外交難題の役割分担だ。このために青瓦台・政府、党との戦略的協力が必要だ。だが青瓦台とセヌリ党は怠けた。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP