低成長のくびき…4~6月期GDP増加率0.7%にとどまる=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.27 10:46
砂漠の果てに蜃気楼なのかオアシスかわからない形がほのかに見える局面だ。韓国銀行が26日に発表した4~6月期国内総生産(GDP)速報値は「低成長の再確認」と「一部希望的指標の登場」に要約される。
大きな枠組みの指標は依然として良くなかった。4~6月期の国内総生産増加率は前四半期比0.7%で、3四半期連続で0%台を記録した。1~3月期の0.5%より0.2ポイント上昇したが低成長局面を抜け出せなかった。この10四半期中0%台の成長率を記録したのは8四半期に達する。1~3月期に前四半期比3%増加した国内総所得(GDI)が4~6月期に0.4%減少したことも残念だ。四半期基準でGDIが減少したのは2011年1~3月期以降5年3カ月ぶりだ。