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朴大統領「THAAD関連の不必要な論争をやめる時」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.15 10:21
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朴槿恵(パク・クネ)大統領は14日午前、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた国家安全保障会議(NSC)で、「今はもう高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備に関連する不必要な論争をやめる時」と述べた。

朴大統領は「(慶尚北道)星州(ソンジュ)は憂慮するというのがおかしいほど憂慮する必要がない安全な地域」とし「レーダー設置地点も住民居住地域から十分に離れているうえ高地にあり、レーダー電磁波の影響もないという評価があった」と明らかにした。続いて「政府は星州基地にTHAADを配備する過程で地域住民の意見を傾聴して疎通を続け、与野党指導部を含めて議員の関心と意見は広い範囲で取りまとめながら協力を求める」と約束した。朴大統領は「今日の大韓民国の安保は大きな挑戦に直面している」とし「利害当事者間の衝突と反目で政争が起き、国家と国民の安全を失えば、これ以上大韓民国は存在しないだろう」と述べた。

 
この日午後、朴大統領は第11回アジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席するため出国し、モンゴルのウランバートルに到着した。朴大統領のモンゴル訪問は初めて。ASEMは、韓日中首脳がTHAADの在韓米軍配備決定後に初めて会う場となる。しかし金奎顕(キム・ギュヒョン)外交安保首席秘書官は出国前の記者会見で、「朴大統領が李克強中国首相や安倍首相と会う計画はあるのか」という質問に対し、「現在としては計画がない」と答えた。

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