주요 기사 바로가기

元韓国フォルクスワーゲン営業社員の告白、「問題あってもそのまま売れ」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.13 10:27
0
ナラティブジャーナリズムリポート

この記事はフォルクスワーゲン元営業社員イさんとのインタビューを基にイさんの視点で作成しました。単純な事実伝達式の記事形態から脱却し小説のように語るように構成した「ナラティブジャーナリズム」リポートです。

 
子どものころから自動車が好きだった。いや、正確にはフォルクスワーゲンが好きだった。かわいらしくも頑丈に見える「ビートル」はいつか必ず買いたい「ドリームカー」だった。軍隊も運転兵として入隊した。車を磨き、ボルトを締め、油を差し、車が「男のおもちゃ」という言葉を実感した。2008年に大学を卒業した後、ビール会社、携帯電話代理店で営業社員として働いた。別の見方をすれば自動車ディーラーになるためのスペックを積むものだった。

2013年春、ついに仁川(インチョン)のあるフォルクスワーゲン支店にディーラーとして入社した。入社初年度にフォルクスワーゲンはメルセデスベンツとBMWを押さえ「輸入車1位」に上がった。周囲では「立派なドイツ輸入車業者に通う」と褒め称えた。友達は「1度だけ試乗させてほしい」と大騒ぎだった。えりに付けた会社のバッジが誇らしかった。

「ティグアン」「ゴルフ」のようなベストセラーを売るのはビールや携帯電話の営業より容易な点もあった。特に営業店に立ち寄った訪問客は釣り針にかかった魚も同然だった。「1度見にきた」というお客より「心に決めてきた」というケースが多かった。そのような場合、長い説明も必要なかった。

「正直なドイツ車です。よく走り、曲がり、止まります」。

割引プロモーションは副次的だった。すでに顧客は契約書を書いていた。1カ月に多いと20台売った。私が好きな車を望むオーナーに引き渡してお金も稼ぐことができ幸せだった。「車が本当によく走る。ありがとう」という顧客の話を聞く時は自動車ディーラーという職業に感謝する気持ちまで感じた。「販売王」も夢見た。

2年間うまくいっていた人生にブレーキがかかったのは昨年9月。「フォルクスワーゲンが米国で排出ガスを操作し摘発された」というニュースが出てきてだ。最初は特別なことではないと考えた。韓国では大丈夫なようだった。だが顧客は急に背を向けた。フォルクスワーゲンに入社してから初めて、契約書へのサインを目前にして連絡を断つ顧客が出てき始めた。車について紹介する時間より、「買ってから欠点が出てくるのではないか」「中古価格が落ちるのではないか」という質問に説明する時間が増えた。「会社はわかっているのにだまして売るのではないか」という電話までかかってき始めた。


元韓国フォルクスワーゲン営業社員の告白、「問題あってもそのまま売れ」(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP