【社説】「民衆は犬・豚」と言う教育部局長は罷免すべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.11 09:55
高位公職者の実直な精神と品格は、国家政策や国民感情に大きな影響を及ぼす。しかも百年の大計である教育政策課題を遂行する教育官僚は、どの職位よりも価値観が重要だ。品位が下がって考えがゆがんでいたら、そのまま放置してはいけない。そうした点で教育部のナ・ヒャンウク政策企画官(局長)は資格も性格も不足している追放対象だ。
ナ局長は7日ある報道機関との夕食の席で信じられない妄言をした。該当メディアによれば「私は身分制を強化させなければならないと考えている。99%の民衆は犬・豚として見て、食べて暮らせるようにさえすれば良い」「九宜(クイ)駅でカップラーメンも食べられずに亡くなった子供を、自分の子供のように考えて話すのは偽善だ」などの発言をしたという。いくら酔った中で映画になぞらえたことであっても、教育政策の総括者の口からそんな話が出たということ自体だけでも衝撃的だ。