<インタビュー>「MERS・新型肺炎などのグローバル伝染病、必ずまた来る」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.08 14:54
今やグローバル伝染病時代だ。昨年5月20日に韓国内で初めて患者が確認された中東呼吸器症候群(MERS)事態は韓国社会を恐怖と混乱に追い詰めた。全国で186人の患者が確認され、このうち38人は尊い命を失った。今年は夏季オリンピック国家代表団がジカウイルスの発生したブラジルへと出発しなければならない。韓国でもジカウイルス確定患者が多数見つかった。
最近訪韓したジュリー・ガーバーディング(Julie Gerberding)米疾病対策センター(CDC:Centers for Disease Control and Prevention)元所長(61)は、重症急性呼吸器症候群(新型肺炎、SARS)や炭そ菌テロなど公衆保健の危機状況にしっかり対処したという評価を受けている感染予防学者だ。食品医薬品安全処が最近開催した「グローバルバイオカンファレンス2016(GBC 2016)」に参加して「新型肺炎・MERS・エボラ事態など有事の際の対応力強化のための製品開発戦略」というテーマで基調講演を行ったガーバーディング博士に会い、グローバル伝染病対処方案について尋ねた。