性暴行容疑がもたれている歌手で俳優のパク・ユチョンさんが一人目に続き二人目の告訴女性も誣告（虚偽告訴）罪で逆告訴した。

江南（カンナム）警察署によると、パク・ユチョンさんは４日、自身を告訴した二人目の女性に対しても誣告容疑で逆告訴した。先月２０日に一人目の告訴女性を告訴したことに続いて二回目となる。

これに先立ち、パク・ユチョンさんは今月２日と３日にも警察で出頭調査を受けた。先月３０日の初回調査以降、３度にわたる調査を受けたのだ。

ユチョンさんは合計４件の告訴を受けているため調査量が多い状況。ユチョンさんは週内に追加で召喚される可能性が高い。ただ、召喚日程を公開するのは難しい状況だ。江南警察署関係者は４日、韓国日刊スポーツに対して「追加召喚日程は公開できない」として慎重な反応を示した。

これに先立ち、ユチョンさんは初回召喚調査の際、取材陣の前で「多くの方々にご心配をおかけして申し訳ない。警察の調査に誠実に臨みたい」と明らかにした。

一方、ユチョンさんは合計４人の女性から性暴行で訴えられている。一人目の女性は告訴を取り下げた状態だが警察は親告罪の廃止により４件すべてに対して捜査を行っている。ユチョンさんの法律代理人は先月２０日、江南警察署に一人目の告訴女性に対する恐喝と誣告関連の告訴状を提出した。警察は事件の早期解決に向けて専門担当チームを設けて捜査中だ。