姜信明（カン・シンミョン）警察庁長官が、ＪＹＪのメンバーで俳優のパク・ユチョンさん（３０）の性暴行容疑に関連し、被害者の陳述が一貫している場合、容疑を適用することができると明らかにした。

姜氏は４日の記者懇談会で「事件発生からかなり経過していて物証が残っていないが、被害者の陳述が一貫すれば裁判所で有罪判決を下す場合がある」と明らかにした。

姜氏は引き続き「特に姦通、性関係事件は証拠が滅失されやすいため、そのような判例が多数あるものと承知している」とし「該当の事件に対する新たな情報は持っていないが、事件自体は時間がかなり経っていて陳述に依存しなければならない部分があり、数回は対質尋問を行わなくてはならない」と付け加えた。

これに先立ち、ユチョンさんはソウル江南（カンナム）の遊興飲食店（風俗店）や自宅のトイレなどで性暴行した容疑で、先月１０日以降、４人の女性から性暴行容疑で告訴されている。その後、一人目の女性は告訴を取り下げたが、ユチョンさんは先月２０日、この女性と恋人らを誣告（虚偽告訴）と恐喝容疑で逆告訴した。

ユチョンさんは先月３０日、事件の被疑者としてソウル江南警察署に出頭して８時間ほど調査を受け、今月２、３日にも追加調査を受けた。