<卓球>「中国の天下」に挑戦する韓国選手の登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.27 14:31
世界の卓球は「中国の天下」だ。しかし8月のリオデジャネイロオリンピック(五輪)を控え、中国を驚かせる韓国選手が登場した。男子ダブルスのイ・サンス(26、サムスン生命)-チョン・ヨンシク(24、未来アセット大宇)組だ。
イ・サンス-チョン・ヨンシク組は25日、仁川南洞体育館で行われた2016コリアオープン国際卓球大会男子ダブルス準決勝で馬龍(28)-樊振東(19)組を3-2で破った。世界1位の馬龍と2位の樊振東は中国が誇るトップランカーだ。19日に終わった日本オープンでも優勝している。「世界最強」組を迎えて世界13位のチョン・ヨンシクと16位のイ・サンスが番狂わせを起こした。力があるドライブと執拗な守備で「万里の長城」の壁を越えた。しかしイ・サンス-チョン・ヨンシク組は26日に行われた決勝では許シン(26、3位)-張継科(28、4位)組に0-3で敗れ、準優勝となった。決勝でも毎セット最後まで粘り強いプレーを見せ、相手を緊張させた。試合後、イ・サンスは「決勝では敗れたが自信をつかんだ」と語った。