英国EU離脱の余波 日本の選挙で与野激突…「もう宴は終わった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.27 07:41
来月10日の参議院選挙を控えた日本政界が、英国のEU離脱の余波で苦境に立たされている。安倍晋三首相と自民・公明党は「危機状況である以上、安定した政権が必要だ」として支持を訴えている。半面、野党は「もう宴(うたげ)は終わった。脆弱な日本経済にしたアベノミクスを廃棄せよ」と声を高めている。
安倍氏は25日、宮城県仙台市の街頭遊説で「伊勢志摩サミットで、日本は議長国として、新たなリスクに陥ることを回避するため、あらゆる手段をとらなければならないことをまとめた。準備はすでにしていた」とし「このときに求められているのは何か。それは政治の安定だ」と訴えた。また、公明党の山口那津男代表も横浜市の遊説で「世界の先行きが不透明だからこそ、安定した政権が必要だ」と強調した。