英国のEU離脱、欧州進出韓国企業の71%が「否定的影響」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.06.26 12:10
当初の見通しと異なり英国のEU離脱が現実になり、英国と欧州に進出した韓国企業も混乱の中で対策準備に乗り出した。
KOTRAロンドン貿易館が24日に欧州地域に進出した韓国企業を対象にしたアンケート調査を実施した結果、回答企業31社のうち71%が「英国のEU離脱は営業活動に否定的な影響を及ぼすだろう」と予想した。英国は欧州連合(EU)加盟国のうち韓国製品を最も多く輸入する国だ。自国内で消費するものもあるが他のEU加盟国に運送する物流センターの役割も少なくない。英国に法人や事務所、生産拠点を置いた韓国企業は他のEU加盟国に拠点を移さなければならなくなることもあるという意味だ。韓国とEUの自由貿易協定(FTA)の恩恵が消えれば他地域で販売される製品に対し10%の関税を払わなければならないためだ。英国所在の韓国企業は2014年末基準で公企業含め80社に達する。