「朝食は抜いて夕食は即席めん」…人材市場訪れる韓国の造船所労働者たち
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.08 10:25
7日午前5時、慶尚南道巨済市(キョンサンナムド・コジェシ)の古県(コヒョン)水協同マート前。トンウォン人力など10社ほどの人材派遣業者が集まっている所だ。夜が白々と明けてくると左胸に大宇(デウ)造船海洋やサムスン重工業などの名前が入った造船所の作業服姿の人たちが相次いで人材派遣事務所に入っていった。
ハンイル人力の事務所を訪れたパクさんもそうした1人だ。パクさんは3カ月前にはサムスン重工業協力企業の物量チーム(下請けから再び孫請けで働く契約職労働者)で配管の仕事をしていた。残業と休日勤務まですれば1カ月に300万ウォン(約27万円)を稼げた。しかし昨年から仕事が減り残業などができなくなり最後の月給は130万ウォンしかもらえなかった。そこで訪れたのが人材市場だ。