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【噴水台】青い目の韓国五輪代表

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.06 09:00
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2012年ロンドンオリンピック(五輪)当時、中央アジアの新興産油国アゼルバイジャンは代表チーム約50人うち半分以上が外国出身の帰化選手だった。「外国傭兵」を使ってもメダルを獲得しようとしたのだ。雑音も少なくなかった。ブルガリアのウエイトリフティング選手2人を呼び入れ、選手の祖国に50万ドル以上を支払ったことが明らかになった。カザフスタンや中東の富国も外国の傭兵を多数スカウトし、五輪に送り出した。先進国である主催国の英国も五輪開幕の直前、外国選手9人の帰化を受け入れ、批判を招いた。

最近、韓国でも平昌(ピョンチャン)冬季五輪に向けて外国選手の特別帰化が続いている。3月にはカナダ・ロシア出身のアイスホッケー・バイアスロン選手4人の帰化が許可され、現在まで外国人9人が太極マークをつけることになった。1日には大韓体育会がドイツ出身のリュージュ選手アイレン・プリシューの特別帰化を申請することにしたという。

 
この選手たちが留学・結婚など正当な理由であったり、韓国を愛してこの地で永遠に暮らすのなら別の問題だ。しかし五輪出場だけを狙う選手個人とメダルを一つでも多く獲得しようとする体育界の人たちの利害が一致した結果なら話は違う。いつ去っていくか分からない選手たちを五輪代表として出すのは正しいのだろうか。多民族国家の英国でも帰化選手に対する拒否感が強く、批判があふれた。まして純粋血統を誇ってきた韓国だ。アイスホッケーのような団体種目なら、韓国チームの短所を補完するために外国選手を補充したと弁解できるかもしれない。しかし最近は個人種目で韓国といかなる縁もない選手たちを選んでいる。金メダルを獲得し、ハングルも分からない青い目の帰化選手が表彰台に立ったとしても、韓国人は感動するだろうか。他国もしているからという理由でこのようなやり方は正当化されない。

韓国は1960年ローマ五輪当時にノーメダルの屈辱を味わったが、その後、成績は向上し、2012年ロンドン五輪では世界5位となった。しかしこれより注目するべき点は韓国の青年の体力が低下していることだ。今年1月の文化体育観光部の研究の結果、20代は2013年に比べて走り・腹筋・走り幅跳びなど、ほとんどすべての調査分野で記録が落ちた。

近代五輪の創始者フランスのクーベルタン男爵はこのように語った。「大切なのは征服することではなく立派に闘うことだ」と。もう我々も五輪金のメダルの数で国力を判断してプライドを感じる時代は過ぎたのではないだろうか。

ナム・ジョンホ論説委員

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