주요 기사 바로가기

<北高官訪中>食糧援助アプローチしたが…習近平・李洙ヨンの面談は20分だけ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.02 11:47
0
1日午後4時10分(現地時間)。北朝鮮の国旗を立てた黒い乗用車が北京の天安門広場そばの人民大会堂に入っていった。前日、中国に来た北朝鮮の李洙ヨン(イ・スヨン)朝鮮労働党副委員長を乗せた車だった。この乗用車が再び出てきた時刻は午後4時38分。習近平国家主席との面談がわずか20分前後に過ぎなかったということだ。

北京の外交消息筋は「儀礼上配慮する程度で習主席との面談が行われたが、20分前後の時間で通訳を置いて話したことを考慮すれば深い対話は行われなかったという意味」と分析した。

 
李副委員長の訪中が非常に高い関心を引いたのは金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の中国訪問につながる足がかりの役目を果たしうるという観測のためだった。李副委員長は金委員長の口頭親書(メッセージ)を習主席に伝えた。ここには金委員長が中国訪問を希望するという内容が含まれていた可能性が高い。だが習主席がこれを受諾して招く意思を明らかにしたという兆候はない。朝中関係が離れた根本原因である北核問題について北朝鮮側が何も前向きな立場を示さなかったからだ。

こうした気流はこの日の午前中から感知されていた。北朝鮮の朝鮮中央通信が前日行われた李副委員長と宋涛・中国共産党対外連絡部長の会談のニュースを伝えて李副委員長が経済建設と核武力建設の並進論を強調したと報道したためだ。これは核放棄の意志がないことを再確認したことと同じだ。

中国が受け入れられない立場を李副委員長が言及した事実が知らされると、一部では昨年12月のミサイル発射映像のために牡丹峰(モランボン)楽団の北京公演が中止になった前例を挙げて「習主席との面談が水の泡になるのではないか」という観測も提起した。

朝中関係が今のように悪化したのは習近平体制スタート初期の2013年2月に北朝鮮が3次核実験を断行したことが決定的な契機になった。その後、習近平政権は中国歴代指導部よりも厳格に北核不用原則を堅持して北朝鮮との高官交流を極度に制限してきた。

外交消息筋は「北朝鮮が核問題に対して前向きの立場を示さない以上、朝中関係が画期的に改善される可能性はない」として「金正恩の訪中が実現するまではあまりにも遠く険しい道が残っている」と話した。

だが李副委員長の訪中が朝中首脳会談までは結びつかなくても、行き詰っていた朝中関係に改善のきっかけを作ったことには間違いない。北朝鮮が李副委員長の訪中を機に食糧支援を正式に要請し、中国が北朝鮮の要求を一部受け入れることにした点がこれを立証している。朝中関係が冷却期を経て回復局面に入る過程で対北朝鮮援助がともなったことは過去に何度も繰り返されたパターンだ。

北朝鮮代表団は習主席との面談のために人民大会堂に移動したことを除けば2日間ずっと宿舎の釣魚台から出なかった。その間中国側と援助の規模などをめぐって実務交渉を行っていたと観測される。

朝中関係の改善に始動がかかったのは今のような最悪の関係を放置していることが誰にとっても得にならないとの認識が双方にあるためだ。北朝鮮としては中国の支援なしには経済発展を実現することも難しく、国際社会の孤立から抜け出すことも困難だ。党大会を通じて対内的に体制整備を終えた後、外交の歩みに出た理由だ。

中国もやはり同じだ。金景一・北京大学教授は「中国の戦略的な利害関係を考慮すれば伝統友邦の北朝鮮を抱き込んで韓半島(朝鮮半島)問題についてのテコと影響力を維持しなければならないという主張が中国の官民で引き続き提起されてきた」と話した。

華春瑩・中国外務省報道官はこの日の定例会見で中国の立場を明快に説明した。彼女は「中国は韓半島非核化の立場に何の変化もない。同時に中朝(朝中)関係を重視するという立場にも変化がない」と強調した。習主席が3年ぶりに北朝鮮高官に会ったが面談時間が20分で終わった理由を、華報道官の言葉から読み取ることができる。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    <北高官訪中>食糧援助アプローチしたが…習近平・李洙ヨンの面談は20分だけ

    2016.06.02 11:47
    뉴스 메뉴 보기
    中国を訪問した北朝鮮の李洙ヨン(イ・スヨン)朝鮮労働党国際担当副委員長が乗っていたと思われる車が1日、習近平主席との面談のために北京の釣魚台国賓館から出て人民大会堂へ向かっている。
    TOP