<チャイナインサイト>中国が見る韓流は…米国式の大衆文化に向かう足がかり(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.01 15:39
中国が米国にかなわないものは何か。中国は経済や軍事などほとんどあらゆる分野で米国の後ろをぴたっと追随している。ところで例外がある。大衆文化産業だ。米国が中国の叙事詩「木蘭辞」で映画『ムーラン』を作り、中国の象徴である「功夫」と「パンダ」を結合して映画『カンフーパンダ』を興行させると中国はほとんどパニック状態に陥った。そんな中国が今や気持ちを整えて文化産業の図体と頑丈さを育てるために必死のあがきだ。韓流にとっては大きな挑戦だ。
半月後に中国で上海ディズニーランドがオープンする。世界で6番目であり米国以外ではパリ・東京・香港に次いで4番目だ。規模はアジア最大で浦東地域700万平方メートルに6つのテーマパークが入る。ここにはミッキーマウスなどディズニーならではのキャラクターはもちろん、12干支の動物で作った中国独自のキャラクターも登場する。上海がディズニーランドを許可したのは2007年、まさに習近平中国国家主席が上海党書記の頃だった。