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ハーバード大で中国人初の卒業演説「知識の分かち合いが世の中変える」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.31 16:59
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「世の中を変えるものは、新しく途方もない発見ではありません。私の母のように知識を必要とする人と分かち合える斬新な方法を探すことのように単純なものです」

26日(現地時間)、米国ハーバード大学の第365回卒業式で生化学の博士学位を受けた中国人留学生の何江さん(28)は「より良い伝達者(communicator)が世の中を変えられる」として知識の分かち合いを強調した。

 
中国人として初めてハーバード大の卒業式の演説台に上がった彼は湖南省の貧しい農村出身だ。ハーバード大の卒業演説は、卒業生2000人中たった3人だけに与えられる栄誉だ。

彼の演説の題名は「毒グモの話」だった。中学生時代に毒グモに腕をかまれると、すぐに彼の母親は毒酒(アルコール分の強い酒)に濡らした包帯で腕を巻き、彼の口に箸をかませたまま火をつけた。彼は「悲鳴は箸に遮られ、焼ける腕を眺めるほかはなかった」と回想した。大学進学後に高熱がたんぱく質の一種であるクモの毒が広がることを防ぐという事実を知ることになったが、より良い治療法もあるということで遺憾も大きかったといった。

鳥インフルエンザ(AI)は科学者としての使命を悟らせた。彼は故郷で鳥インフルエンザが広がるとすぐに悪霊を追い払う呪文を唱えているという消息を聞いた。「当時、家畜を分けして隔離すれば良いと故郷に知らせて被害を減らせた」として「駆け出しの科学者だった私にとって『悟りの瞬間』だった」と明らかにした。

何江さんは「ハーバードは私たちに、大きな夢を見て、あえて世の中を変えろと教えたし、卒業生は自身を待っている冒険の巨大な終着地を期待しているだろうが、私は故郷の村の農夫を考えている」と話した。それと共に「世界人口の12%が一日2ドルで延命し、栄養失調で毎年300万人の子供が亡くなっている。貧困と病気、資源の不足が科学情報の流れを妨げている」と主張した。

彼は「いつになく社会が革新を強調しているが、知識の分かち合いも同じように強調しなければならない」として「私たちがすでに知っている科学を分かち合うことさえできれば、中国の田舎で毒グモにかまれた子供たちがこれ以上腕を焼かずに済む」としながら演説を終えた。

何江さんの演説は公正な競争を通じて勝ち取ったもので一層意義深いと中国メディアは報道した。これによれば年末に指導教授が何江さんに卒業演説に挑戦してみろとすすめたという。彼は3月初めに校内の雄弁サークルに加入して原稿作成法から指導を受けた。100人余りのライバルの中で1次予選参加者10人に選抜された。さらに4月19日に予選を通過し最終候補に選ばれた。

官営チャイナ・デイリーとのインタビューで何江さんは「より多くの中国の声が西洋に伝わることを願う。私たちが成し遂げたことは、まだ充分ではない」と話した。彼は卒業後、マサチューセッツ工科大学(MIT)に席を移して博士研究員(ポスドク)を継続する予定だ。

一方、今回の卒業式に招待講演者として出てきたスティーブン・スピルバーグ監督は「悪党であふれた世の中でハーバードの卒業生は映画の中の英雄にならなければならない」と話した。

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