6兆ウォン投入しても…STX造船法定管理へ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.26 09:25
6兆ウォン(約5590億円)の資金を投じたSTX造船海洋が結局法定管理を受けることになった。2013年4月に債権団共同管理(自律協約)体制に入ってから3年1カ月ぶりだ。債権団は25日、ソウル産業銀行本店で会合を持ち、STX造船の債権団共同管理を中断して法定管理体制に転換することに基本合意した。正式な決定は各銀行の内部承認手続きを踏み今月末に下すことにした。
主債権銀行である産業銀行は「7000億~1兆2000億ウォンの資金が不足し、このままでは今月末に不渡りが出る。不渡りを防ぐには債務を凍結しなければならないため法定管理は避けられない」と明らかにした。当初金融当局は先月に企業構造調整計画を発表し、対外環境を考慮してSTX造船の法定管理転換の可否を下半期に決めると明らかにしていた。