親譲りの原爆の苦痛にも…被害者認定受けられない7600人=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.26 08:58
記者が訪れた24日、70~80代の彼らはほとんどが居間のいすに座ってぼんやりと窓の外を眺めたり部屋と居間をゆっくりと歩いていた。しかし被爆当時の状況は生き生きと記憶していた。イ・スヨンさん(88)は「朝ちょうど事務室に到着したらドンと爆発音が聞こえて気を失った。目を開けたら血だらけになった体にガラスの破片が刺さっていた」イさんは「ここにいる人の大部分がいろいろな病気に苦しめられたが、それが原爆の後遺症という事実を知らなかった」と話した。
2002年から原爆2世・3世の被害問題が本格的に公論化された。自身を原爆被害者2世だと明らかにしたキム・ヒョンリュルさん(1970~2005年)を通じてだ。その年に原爆被害2世患友会(会員1300人)も作られた。