【社説】精神疾患者の管理死角地帯が江南駅の惨劇招いた=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.23 15:44
17日にソウルの江南(カンナム)駅近くの共用トイレで起きた20代女性の殺害事件について警察は22日、「精神疾患による犯罪」と規定した。女性嫌悪にともなう憎悪犯罪だと一部から指摘もあったが、ソウル地方警察庁がプロファイラー5人を投じて調査した結果キム氏の精神分裂症が犯罪理由だという結論を出した。
キム氏はすでに2003~2007年に被害妄想症状を見せており、2008年に精神分裂症の診断を受けた後で計6回にわたり19カ月間の入院治療を受けたと発表された。キム氏は治療を中断したまま街中をさまよって症状が悪化しながらこのような悲劇につながったと分析されている。