北朝鮮対話カードを出したトランプ、クリントンのイラン式解決法と差別化(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.20 14:30
民主党のヒラリー・クリントンと共和党のドナルド・トランプが北朝鮮問題をめぐり強弱が入れ代わる逆転現象を見せている。トランプは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長との対話の可能性まで持ち出した半面、クリントン側は政権崩壊に続いて圧力強化に言及している。不法移民者とムスリムではタカ派のトランプとハト派のクリントンだが、北朝鮮への対応では外見上クリントンよりトランプが選択の幅を広げている。
ブルームバーグ通信によると、クリントンの外交安保政策を総括するジェイク・サリバンは16日(現地時間)、ニューヨークで開かれたアジアソサエティーで演説し、北朝鮮を交渉に向かわせる唯一の道は急激に圧力を強化することだとし、イラン式モデルを解決法に提示した。サリバンはイランを核放棄に導いたイラン式モデルに関し「執拗ながらも一貫して本当の圧力を加えた」と説明した。