「韓国のピカソ」の数百億ウォン台の作品群、ビニールハウスに放置(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.13 15:29
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西洋画家の金興洙(1919~2014)は、1つの絵画に具象と抽象を同時に入れる画風を考案した。(写真=中央フォト)
西洋画家の故・金興洙(キム・フンス)画伯の遺族らが作品73点をめぐり寺院と2年余りにわたる訴訟で勝った。「金興洙美術館」の閉館後に預けた作品群を寺院側がビニールハウス・コンテナなどに保管していたことが発端となった。
「韓国のピカソ」と呼ばれた金興洙(1919~2014)画伯の作品73点をめぐり、遺族らがある寺院と繰り広げた作品返還訴訟で勝訴した。ソウル高裁民事31部は金画伯側が京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のある寺院が運営する財団を相手に起こした「有体動産引き渡し訴訟」で最近、原告が一部勝訴の判決が出たと12日明らかにした。