36年ぶりの党大会開催に意味付与…金正恩印の世代交代印象付ける
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.05.08 12:11
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が6日の朝鮮労働党第7回党大会で開会演説をした。さまざまな発言のうち核心的な内容は次の通りだ。
まず第7回党大会を歴史的な時期に招集したという部分だ。これは党大会が1980年の第6回党大会から36年ぶりに開催されることに対する解釈であり意味付与だ。90年代初期のソ連をはじめとする東欧の社会主義国の崩壊と94年の金日成(キム・イルソン)主席の死去、続く90年代後半の「苦難の行軍」の状況で党大会を開催できなかったという点を遠回しに表現したものだ。とても厳しい内外の情勢の中で体制を守ってきたことに対する回想の中で今回の大会が名実ともに金正恩体制を宣言する行事であることを際立たせる表現でもある。今回の党大会は金正恩印の世代交代、金正恩印の政治・対外関係・経済を宣言する行事という点を内外に認識させるものでもある。