<朴大統領の初イラン訪問>造船・海運・建設特需に期待…「韓国企業の激しい競争は自制を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.02 14:29
韓国産業界は「イランは必ず開拓すべき市場」とみている。イランは中東(Middle East)・北アフリカ(North Africa)をいう、いわゆる「MENA」地域20余カ国のうち地理的な要衝地だ。さらに世界原油埋蔵量4位、天然ガス2位の資源富国だ。人口も7900万人を超え、韓国産を受け入れる「消費潜在力」が大きい。
特に「受注の崖」のため構造改革に追い込まれた韓国造船・海運・建設企業の期待が高い。最近、イラン最大の国営海運会社IRISLは1万4500TEU級の大型コンテナ船3隻を発注することにし、注目を集めた。イランでは現在、海運会社7社がコンテナ船を運行中だが、規模がすべて5000-7000TEU級と小さい。現代重工業も該当プロジェクトの受注争いに参入し、交渉を進めている。