習近平「民意はインターネットにある…幹部は常に接続してチェックせよ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.21 11:41
習近平中国国家主席が幹部にネットユーザーの苦言を受け入れ問題を解決することを促した。習近平主席は19日に北京で開かれた「インターネットセキュリティと情報化」業務座談会で、「民意はインターネットにある。幹部は常にインターネットに接続し大衆が考え望むものを理解し、建議を収集してネットユーザーの懸念に答え、疑惑を解かなければならない」と強調した。習主席は「ネットユーザーに対しより多くの包容と忍耐心を持たなければならない」とこれまでとは異なる立場を示した。
これに対し人民日報海外版が運営するソーシャルメディアの「侠客島」は20日、「インターネットは管理をおろそかにすると「アラブの春」のように社会混乱の原因となる恐れがあるが、うまく活用すれば人民が政府と官僚を監督する道具になれる」とし、習主席がインターネットの純機能に注目したことを示唆した。