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ソンビ体験、K-POP観覧、伝統市場ショッピング…「韓流観光」の特別な授業に目を輝かせる留学生

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.19 16:13
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18日午後、大邱(テグ)の永進(ヨンジン)専門大学のある実習室。バーテンダーがワインを飲みに来た観光客を迎えるという状況を仮定し、21人の留学生が韓国語で授業をしていた。客役をしていた日本人留学生の木崎さん(20)はたどたどしい韓国語で「このワインはどんな味でしょうか」と尋ねた。バーテンダー役の中国留学生チェさん(22)が「フルーティーな味がすると思います。韓国ドラマによく登場する人気のワインなんですよ」と、こちらもたどたどしい韓国語で答えた。

中国・日本・ベトナム・ロシアなどから来た留学生21人で構成された永進専門大学国際観光系列観光通訳班のホテル実習室での授業場面だ。留学生を集めて韓国語を教える語学班ではない。韓流観光を韓国語で勉強し、4学期80単位を履修する正規の学級だ。

 
3月に留学に来たチェさんは「ドラマ『太陽の末裔』と『大長今(邦題:宮廷女官チャングムの誓い)』の舞台に出てくる韓国の美しさに憧れて留学を決心した」と話した。ロシア人のマンジゴバウルガさん(21)は「卒業したら帰国して韓国通訳として活躍したい」と抱負を明らかにした。授業は一風変わったやり方で行われる。朝鮮ソンビ(朝鮮時代の学識が高く高尚な人)文化体験、K-POP行事参加、伝統市場ショッピングをするなど多様だ。先月初めての授業は韓流ドラマ『星から来たあなた』の撮影地だった慶尚南道(キョンサンナムド)トンドファンタジアで1泊2日にわたって行われた。来月は朝鮮ソンビ文化を体験できる安東(アンドン)ソンビ文化修練院を訪ねる。

9月にはK-POP歌手の公演を団体観覧する。ファンクラブ団体加入が授業の一部として計画されている。

国内の大学では初めての試みとなる異色の留学生班はカン・ビョンジュ教授(49)のアイデアが出発点だ。国内の専門大学生数が年々減少していることに加え、高校卒業生が訪ねてきて入学してくれるのをただ待っているだけでは地方専門大は生き残れないと判断した。昨年5月、大阪で韓流に熱狂する若い学生を見てインスピレーションを得た。

カン教授は「韓流観光と韓国語を主題に留学生班を設けてみてはどうだろうと考えてプログラムを組み、中国・日本・ロシア・ベトナムの姉妹大学と高校に知らせた。すると学生が一人二人と訪ねてきて、ついに20人を越えた」と話した。

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    ソンビ体験、K-POP観覧、伝統市場ショッピング…「韓流観光」の特別な授業に目を輝かせる留学生

    2016.04.19 16:13
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    永進専門大観光通訳班留学生が18日、ワインをサービスするという状況を仮定して韓国語を学んでいる。
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