【グローバルアイ】中国は外交路線めぐり闘争中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.19 14:26
北京では最近、外交をめぐる論争が激しくなっている。「呉胡之争」と呼ばれる路線闘争に火がついたからだ。論争はベテラン外交官と新聞社編集長の間の舌戦が導火線になった。
中国外務省の報道官やフランス大使を歴任した呉建民元外交学院院長(77)は先月30日の公開講演で、ポピュリズム論調で有名な環球時報の胡錫進編集長を名指しで批判した。呉氏は「まだ戦争と革命という慣性的な思惟に浸っている人が多い」とし「例えば環球時報はいつも極端な文を掲載しているうえ、胡錫進編集長は世界をでたらめに解釈している」と強調した。