朝中の国境に新しい鉄柵…警備隊も入れ替え
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.05 11:22
北朝鮮が国際社会の対北朝鮮制裁に対抗し、中国との境界地域に鉄条網を新しく設置するなど国境取り締まりを強化している。
米国の対北朝鮮人権団体「ノーチェーン(No Chain)」によると、北朝鮮当局は最近、咸鏡北道会寧郡(フェリョングン)にあった22号政治犯収容所の鉄柵を咸鏡北道(ハムギョンブクド)穏城郡(オンソングン)・セビョル郡など朝中国境地域に移した。鉄柵移設作業は先月3日に国連が対北朝鮮制裁2270号を採択した直後に進行されたという。制裁長期化による経済難で脱北行列が続くのを防ぐための措置という観測が出ている。労働新聞は先月28日、「草の根をかじる苦難の行軍をまたする可能性もある」と言及した。