韓国医薬品の海外進出が活気を帯びている。

サムソンバイオエピスが開発したバイオシミラー（複製薬）「ＦＬＩＸＡＢＩ　」が欧州進出を目の前にしている。同社は今月２日、「ＦＬＩＸＡＢＩが欧州医薬局（ＥＭＡ）の薬物使用諮問委員会（ＣＨＭＰ）からリウマチ関節炎、潰瘍性大腸炎、クローン病などの治療効果に対して『肯定的意見』を受けた」と発表した。

諮問委の肯定的意見を受けた医薬品は欧州連合執行委員会（ＥＣ）の法的検討を経た後、最終許可を受ける。ＦＬＩＸＡＢＩのオリジナル薬品であるヤンセンの「レミケード」は世界市場で年間８８億ドル（約９８００億円）売れている。

ＳＫケミカルはパッチ型アルツハイマー病治療剤「エクセロン」を前面に出して米国攻略に出た。ＳＫケミカルは先月３１日、米食品医薬局（ＦＤＡ）にノバルティス社のアルツハイマー病治療剤複製薬「ＳＩＤ７１０」の販売許可を申し込んだと３日、明らかにした。今後、９０日間にわたる米食品医薬品局（ＦＤＡ）予備審査を経た後、本審査を通過すれば米国で販売することができる。米国内の関連市場は年間６億１８００万ドル（約７１２４億ウォン）規模だ。