【コラム】安いモノばかり求める消費が合理的だろうか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.01 14:40
マンション警備員の雇用が最低賃金の変化によって変わる状況がここ数年間、韓国で発生している。最低賃金が雇用にどんな影響を与えるかというのは全世界的に理論的、実証的に論争の種だ。
韓国内で最低賃金の上昇が雇用に否定的な影響を与えた代表的な事例としてマンション警備員が言及される。8年余り前までマンション警備員は最低賃金制度の適用対象ではなかった。そのうち2007年から法廷最低賃金の70%が保障され始め、次々と増加して昨年には最低賃金の100%が適用された。だが、このような変化が警備員の方々にとってひたすら良いニュースではなかった。電子警備システムの導入でもって人材に代えて警備員の雇用減少が見受けられた。