東京で会う韓国文化財300点、朝鮮の白磁を愛した柳宗悦を記憶する
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.30 07:53
ここに小さな白磁がある。高さ12.8センチ、八角形の青華草花文角瓶。質素だが味のある逸品だ。この白磁一つが一人の運命を変えた。
日本の民芸運動の創始者と呼ばれる柳宗悦(1889-1961)は1914年に陶磁器に出会った後、朝鮮の工芸品に魅了された。1916年以降、韓国を21回も訪れた。無名の韓国の職人が作った器物に魅了された柳宗悦は、西洋や日本とは違う韓国の美を追求した。1936年、東京に日本民芸館も開いた。