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韓国国会議長「セヌリ党の公認は悪らつな私認」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.28 14:19
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鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長が“古巣”セヌリ党の4・13総選挙候補公認を「あくらつな私認」と批判した。

鄭議長は24日、親朴槿恵(パク・クネ)派主導の公認結果に関し、「公認という名前で政党民主主義と議会民主主義、法治国家の基本原則をつぶしてしまった」と述べた。

 
鄭議長は「こういう形で私認をするため悲憤慷慨するしかない」とし「気に入らない人はすべて捨ててしまう朝鮮時代の士禍と同じ姿」と主張した。公認を主導した親朴派の李漢久(イ・ハング)公認管理委員長については「公認管理委員長は人格が立派で中立的な人がするべきだが…」とも述べた。

鄭議長は朴槿恵大統領が就任初期から強調してきた国政目標「非正常の正常化」にも言及し、「大統領は良い話をしたが、(与党は)むしろ非正常に向かっている」と指摘した。

また鄭議長は「(退任後)すでに私党化したセヌリ党に戻る考えは消えた」とし「新しい政治構図を作りたい」と述べた。鄭議長は「いま与党のセヌリ党が見せているアイデンティティーなら国は明るくない」とし「よい人同士が集まって政治結社体を作ってみる」という話もした。

国会議長に選出されれば党籍を持つことができない。任期が終了すれば所属政党の党籍を回復できるが、鄭議長はこれを拒否した。

鄭議長は劉承ミン(ユ・スンミン)議員の復党示唆発言についても「いっそのこと外で国民に希望を与える政党を作るというのがよかったはず」と主張した。鄭議長が「新しい政治結社体」に言及し、国会議長退任後の「政界引退」という前任者の進路をたどらない可能性が高まった。

鄭議長は第20代総選挙には出馬しない。鄭議長が5回当選した釜山(プサン)中・東選挙区は2つに分かれ、釜山影島と釜山西選挙区に編入された状態だ。

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    2016.03.28 14:19
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