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<野球>賭博疑惑の尹盛桓・安志晩はどうなる?…悩むサムスン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.23 13:54
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昨年末に生じたプロ野球界の賭博波紋はまだ終わっていない。尹盛桓(ユン・ソンファン、35)、安志晩(アン・ジマン、33、以上サムスン)は実戦に登板できず、サムスンが事実上放出した林昌勇(イム・チャンヨン、40)は引退の危機を迎えている。

サムスン・ライオンズの柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督(53)は22日、「警察が『参考人中止』を検討するという記事を見た。しかし捜査が終わったわけではないため、もう少し状況を眺めなければいけない」と述べた。

 
これに先立ち李相元(イ・サンウォン)ソウル地方警察庁長が21日、「核心の容疑者が外国から入国せず、捜査を終えられずにいる。選手保護のためにも参考人中止をさせるなどして(捜査を)速やかに進める」と明らかにした。警察が「参考人中止」意見で事件を検察に送検すれば、尹盛桓・安志晩はひとまず捜査を受けない。

昨年10月にサムスン所属の3選手の賭博疑惑が浮上した後、警察の捜査には進展がなかった。波紋が広がると、サムスン球団は3選手を韓国シリーズに出場させなかった。サムスンはこのうち検察の捜査で賭博容疑を一部認めた林昌勇を昨年11月に自由契約選手(FA)として放出した。

しかし警察が捜査中の尹盛桓・安志晩に対し、サムスン球団は5カ月間、いかなる措置も取っていない。サムスン球団の関係者は「警察の捜査が終わっていない状況で球団ができることは特にない」と述べた。

サムスン球団は今年初め、米国-日本と続いたスプリングキャンプに両選手を合流させた。尹盛桓・安志晩はチームメートと練習しながらシーズンに向けて準備をした。警察の捜査で「嫌疑なし」という結論が出れば、直ちに実戦に投入するためだ。

問題は警察の捜査が進展しない点だ。今月初め、ソウル地方警察庁広域捜査隊の関係者は「まだ調査中だが、通信記録と口座情報を通じて容疑を明らかにするのは容易でない」と話した。こうした中、李相元ソウル地方警察庁長が参考人中止に言及したのは、警察が事実上、尹盛桓・安志晩を起訴しないというサインを送ったという観測が出ている。柳仲逸監督は「(参考人中止検討決定が)プラスの信号であればいい」と語った。参考人中止が確定すれば、尹盛桓・安志晩は来月、シーズンの試合に登板するとみられる。

林昌勇は1月、ソウル中央地裁から単純賭博容疑で罰金1000万ウォン(約100万円)略式命令を受けた。昨年セーブ王となった林昌勇の実力は依然として優れているが、林昌勇を迎え入れるチームはない。韓国野球委員会(KBO)が、林昌勇がKBOリーグに復帰する場合、シーズンの50%(72試合)に出場できないよう制裁したのが障害だ。

KBOの正式選手登録締め切り日(1月31日)はすでに過ぎた。林昌勇が今月まで育成選手(練習生)契約をすれば、正規シーズン開幕日の4月1日から懲戒が適用され、8月ごろ復帰できる。林昌勇側の関係者は「林昌勇はグアムで自主トレをしている。国内チームとの契約を希望しているが、特に交渉はなかった」と明らかにした。

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    <野球>賭博疑惑の尹盛桓・安志晩はどうなる?…悩むサムスン

    2016.03.23 13:54
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    左から尹盛桓(ユン・ソンファン)、安志晩(アン・ジマン)、林昌勇(イム・チャンヨン)
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