韓経:【時論】短期成長率の騰落に一喜一憂する理由ない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.14 17:20
韓国経済の危機説を解消するための構造改革の実現が急務だ。最近、景気指標の不振で再び韓国経済への一方的悲観論と代案なき政策批判があふれかえっている。国内外の経済条件の変化を度外視した過度な否定論は、不安心理を増幅させて経済意欲を落とし成長にとって毒になる。新年に入るやいなや押し寄せてきた中国株式市場の崩壊、国際原油価格の暴落のような対外衝撃や内需浮揚策の終了などを考慮すれば年初の景気鈍化はある程度予想されたことであり改めて驚くことではない。
世界景気の低迷が続き交易量が急減しているが、韓国経済は依然として底力を発揮している。韓国の国内総生産(GDP)と輸出規模は2015年にそれぞれ世界11位と6位で以前より高くなると推定される。国内外の経済の成長構造が急変しているという点を勘案すれば、今後も大幅な成長率の反騰を期待してはいけない。