「金利政策はタイミング」…利下げについて含み持たせた韓銀総裁(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.11 10:51
韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は10日、「金利政策もタイミング」としながら「現在のように対外条件が不確かな時には金利が実物経済に及ぼす影響が制約を受ける場合がある」と述べた。まだ利下げをを断行する時ではないという意味だ。
この日、韓銀金融通貨委員会(以下、金通委)は3月の政策金利を年1.5%で維持した。9カ月連続の凍結となる。だが、李氏は「利下げの効果がないという意味ではない」として含みを持たせた。金利凍結と利下げの選択肢をめぐり、依然として悩んでいる様子だ。ハ・ソングン金融統制委員はこの日、0.25%ポイントの引き下げを主張する少数意見を2カ月連続で提示した。